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防火扉の役割と修理について

防火戸って何ですか?

防火戸とは火事による火炎を遮る一定の性能(遮炎性能)を持つ扉のことです。
防火戸、防火扉、防火ドアと様々な呼び方があります。
この防火扉の歴史は消防法の改正とともあり、消防法は今までの火災事例を元に規制項目が追加される等の改正が行われてきました。
我々友修建総はこの防火扉の修理・管理・メンテナンス・改修工事を主軸として、「安心・安全・信頼」をご提供できるよう日々技術を磨いています。

防火ドアの役割

大きな商業施設やビル、学校などの中にいると防火戸と書かれた通路全体を覆いそうな大きなドアがあります。
この防火扉が火災が起きたときなどに炎や煙が隣接する区域に広がることを防ぐ役割を担っているのが防火扉です。
この防火扉は建物の大きさなどにもよりますが、一定の区間に設置することが規定で決まっています。
これがうまく機能することにより、避難するときの時間を稼いでくれます。

防火扉の種類

大きくわけると2種類です。 常時閉鎖型防火戸(じょうじへいさがたぼうかど)と、随時閉鎖型防火戸(ずいじへいさがたぼうかど)とわけられます。
他にも扉ではありませんが、防火シャッターなどがあります。
常時閉鎖型(じょうじへいさがたぼうかど)は基本的に人が出入りしやすいため、扉の不具合に気付きやすいため、もししまりにくい、異音がするな どがあれば迅速にご連絡ください。弊社で点検・調査をさせていただきます。
随時閉鎖型防火戸(ずいじへいさがたぼうかど)基本的には扉は開いており、火災の時に煙が発生したり、温度が急激に上がったときなどに反応して 自動的に作動します。
こちらは通常時は開放しているため、普段では不備・故障などに気づきずらく、年に一回の消防用設備等の点検時に発見されることが多いです。
防火ドア・特殊防火ドア(折扉・引扉)に詳しく記載しておりますのでご覧ください。

最近の防火ドア・非常用口(パニックハンドル)

パニックハンドル・パニックバーと呼ばれています。
海外では当たり前についているとのことですが、諸外国に比べて、日本での設置はまだまだのようです。
主に非常口用に取り付けるバーでドアが施錠されていても非常時には内側からハンドルを押すだけで開くことができます。
施錠がされていると外側からは開けることができない仕組みとなっているため、学校施設などに取り付けられています。

※点検のポイント、修理対象となりうるポイントなどあれば教えてください。

防火扉の改修工事とは

扉、枠が腐食して可動しなくなった防火扉を、既存の枠にカバー工法で新しい防火扉を取付ける工事です。
その際、既存の付帯(コンクリート)などを痛めないで行う工事となります。
(下見、調査が必要です。)

最後に

防火扉は現代の商業施設・学校・ビルにおいて、なくてはならないものとなっております。しかもただあるだけではなく、有事の際には正常に作動することは大前提です。 そのためにも常日頃から、防火ドアの邪魔になるようなものを置かない、出入りが面倒だからとドアノブにロープなどをかけて固定しないことは当たり前ですが、弊社のような防火扉のスペシャリストに点検・メンテナンスをぜひご依頼ください。

防火ドア担当 宮下